CFDのリスク
CFDは非常に便利で魅力的な取引方法ですが、その分リスクもあります。このリスクをきちんと理解してうまく活用することがCFDで勝つための必勝法です。
レバレッジ
レバレッジは少ない資金で大きな取引ができるために、利点ばかりが目について負の面を見落としがちです。証券会社の広告に、レバレッジ最大200倍!というのをよく見かけます。
人には「早く楽して儲けたい」という射幸心的な期待感があるために、少ない資金で200倍もの取引ができるので、どうしてもそこに目がいきます。
例えば、自己資金(証拠金)10万円でA社の株(株価100円と仮定)を買うには、、、
レバレッジ×1倍・・・・・1,000株購入可能
レバレッジ×10倍・・・・10,000株購入可能
レバレッジ×100倍・・・100,000株購入可能
ここで株価が10円下落したら、、、
レバレッジ×1倍・・・・・90円×1,000株=90,000円 -10,000円
レバレッジ×10倍・・・・90円×10,000株=900,000円 -100,000円
レバレッジ×100倍・・・90円×100,000株=9,000,000円 -1,000,000円
同じ証拠金で投資して10円変動するだけでこれだけの損失が発生します。
プラスのてこではない、マイナスのてこにもなる。ということを良く覚えておきましょう。
マージンコール
上のレバレッジでも説明したように、マイナスが増大すると大変な損失となります。
その為に、CFDではマージンコールとロスカットという制度をもうけています。
上図のように、評価がさがっている状況で「今決済すると幾らになるのか」ということを常にシステム側で監視しています。その時の評価が純資産をしたまわることもあり必要な証拠金が足りなくなることが出てきます。証拠金使用率( 維持証拠金÷純資産 )が110%を超えるとこのままではお金が足りなくなりますよ!と注意信号がきます。これをマージンコールといいます。さらに損失が増えて125%を超えると2回目のマージンコールが来ます。
この時点でポジションを維持したい場合には、証拠金の追加が必要です。とうぜん110%を下回るだけの金額が必要です。
証拠金をついかしたもののさらに評価が下がってしまい、証拠金使用率が150%を超えた場合には、これ以上損失を出すことは許しません!っというように、強制的にポジションを決済されてしまいます。これをロスカット(強制決済)といいます。
それ以上損失が出ないようにブレーキを掛けてくれる役割がありある意味安心なのですが、上述のように、マージンコールを幾度と過ごし証拠金のついかを行っていた場合には、それら全てが消えてしまうことになります。
また市場の状況によっては、いきなり強制決済ということもありうりますし、150%がゆっくりとやってくるとは限りません。気がつくと300%とかになることもあり、その場合には強制決済され証拠金全てを払い込んだとしても足りず、追加金を支払わなくてはなりません。
そうならないためにも、早めに損切する。マージンコールの時点でポジションを自分で決済してしまうか、深入りしない(熱くなって無理追いしない)ことも大切なことです。
また必要以上にレバレッジを高くしないことも考慮するべきです。
オペレーション
ヒューマンエラーという言葉があります。人間はときとして間違いをおかすものです。
何もないときなら良いのですが、ここぞ!というときに間違えをおかしやすいのです。
CFDはもとより最近のトレードはパソコンやケータイ電話でオペレーションを行います。その為にパソコンやケータイの操作を誤ったらどうなるでしょうか?
レバレッジを大きくしてCFD取引を行っているときに、劇的に膨大な変動がおきました。その時にあわてて操作を間違えたら、あっという間に莫大な損失を出してしまいかねません。
またデイトレードではその日に決済することが前提ですが、取引を終了せずポジションを翌日に持ち越して翌日再開しようと思ったら、ロスカットにあい証拠金が全て消えていた。ということもあります。これはある意味ヒューマンエラーではないでしょうか。操作ミスだけがエラーではありません。
「売る」「買う」のタイミングを絶妙に判断し、評価損がここまで出たら損切りするというルールを決め、CFDに望むことが大切なことです。
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